砂の盾 /鬼塚ちひろ
本当は今まで手に入れたものに価値なんて無い
結局手に入れてしまえば周りはそれを持ってる人だらけになるから世間的には優位であっても周りがそんな人達に囲まれてればこんなものがすごいとは思えない
というかやっぱりこれじゃなくてあっちを得るために努力しておけば良かった
そう思うことってありますよね
そんなとき、
いや、自分は凄いものを手に入れたのだ‼と奮い立たせる人もいるでしょう
ただ人間とは不思議なもので
手に入れたものが大したことないっていう事実に浸って落ち込みたい人もいるんですね
そういう人はこの曲を聴くといいんじゃないでしょうか
価値の無いものを必死にモザイクかけて良いところだけを見て価値があると無理やり自分に思い込ませる
そんなことして何になるの?という気持ちにさせてくれます
僕がこの曲をよく聴いていたのは大学2年の時
頑張って頑張って大学に合格したのに環境にも慣れてきて気が付けば自分はそんなに成長してないんじゃないか、自分が感じたあの合格の瞬間の何かを手に入れた実感は幻だったのか
そんなことを感じていたときでした
ネガティブになることで見つめなおせる現状もあります
少し落ち込んでしまった、この状態を表してくれている曲が聴きたいなんて時は聴いてみるといいんじゃないでしょうか